「魂占い」を読んで part2

昨日の続きで「魂占い」について書いてみたいと思います。
「占い」という言葉や行為については人によって捉え方が違うと思います。

以前タロット占いについてある方が話されていたことが私にとってはしっくりきたのでシェアしたいと思います。

 

例えば「ランチは何を食べようか?」と占ったとします。
そして出てきた答え(提案)が「カレー」というものだったとします。
その答えを提示されて「あぁ、それいいかも」と思ったり、「う~ん、それもありかな」と思ったり、「カレーは嫌だな。パスタにしよう」と思ったりします。
自分で何を食べたいか迷ったので占ったわけですが、占いによって出てきた提案を受け入れるのも受け入れないのも自分の選択になるわけです。
最後のパターンの「カレーは嫌だな。パスタにしよう」というケースは、カレーという提案があったから自分の中から「パスタ」という選択肢が生まれてきたとも言えます。
つまり占いとはある結果を提案されることで、それに対する自分の反応を知ることができるわけです。

 

占いを「自分を知るツール」だと捉えて「魂占い」を読むと、自分の使命のグループの解説を読んだ時の自分の反応がとても大切だとわかります。
私は「他者と結ばれることで幸せに戻ることが使命」という部分に少し抵抗を感じました。
人から認められたり大切に扱われたりすることは好きで、気の合う人とは一緒に過ごしたり遊んだりするのが嬉しいです。
ただ、一人の時間もそれ以上に好きなのです。
昔からグループなどにもあまり属していません。
それでも寂しく(またはつまらなく)感じることはあるので自分から積極的に人を誘うように頑張ったこともあります。
でも「頑張る」ということは多少無理をしているということで、続けると疲れてしまったり。。。
「一人が楽で心地よい」というのと「寂しいからたまには人と一緒に行動したい」ということのバランスが大切なのかなと感じました。

自分の反応を大切にして、それを否定せずに自分が心地よく感じられる「自分らしさ」を見つけていけるといいですよね。

「魂占い」を読みました

占星術師かげした真由子さんの新刊「魂占い」を読みました。
生まれる前に「この世界で何をしたいか決めてから生まれてきた」という世界観の元、
忘れている自分の使命を思い出そうというテーマの本です。


「使命」というと何か強制的なニュアンスが感じられて私はあまり好きな言葉ではないのですが、誕生日から自分の魂の傾向を知り、幸せに生きるコツを紐解こうという内容に感じました。

 

この本では誕生日から全ての人を11のグループに分けて、それぞれの特徴をあげ、
どんなことをすれば幸せを感じて生きていけるのかということを占いという形でまとめられています。

私は「光を集めるプリズム」という使命のグループだったのですが、自分軸を大切にする自分の特性についてはしっくりきましたが、
「他者と結ばれることで幸せに戻ることが使命」という部分についてはあまりしっくりきませんでした。
他人を喜ばせることで自分が喜びを感じるという風には思えないのです。ボランティア精神などはあまりないというか。。。

でも家族や友人の誕生日などにプレゼントを贈ったり、何かちょっとした時に贈り物をしたりなどすることがあるので
自分では気づいていないけれど(または自分では否定したいけれど)他人を喜ばせることが自分の喜びになるという一面があるのかもしれません。

 

私が生涯を通じて取り組んでいく使命は「喜びを集めること」とありました。
それについては「まさに!」という感じで現在進行形で意識していることでした。
やっぱりその方向でいいんだなと後押しをしてもらったように感じました。

この本を読むことで自分がしっくりくることは「それでいいんだ」と後押ししてもらえるし、ちょっと違うなぁと感じることは自分の感覚を信じて「自分流に」変更すればいいのだと思います。
本の中でも「賢者は星に乗り、愚者は星に従う」という標語が例に出されて、
占いに制限されずに自分らしく生きることが幸せの道だと教えてくれています。

自分の魂の傾向を知り、自分らしく幸せに生きるきっかけにしてみませんか?